状況にのみこまれずに、本当に必要な変容を導く「共にいる」力 〜コンパッション〜
念願だったジョアン・ハリファックス老師から直接「コンパッション」について学ぶ機会をいただき感激してます
老師の存在、佇まい、質問への受け答えなど、「Being」=在り方にとても感銘を受けました。
オンライン参加者からのパンデミック下での医療者の燃え尽きについての質問があったとき。
通訳者の君子さんが何かを感じ取られ(おそらく悲しみ)涙を流されたその瞬間、ハリファックス老師は何もおっしゃられず、ただその君子さんの悲しみを沈黙していっしょに感じておられました。その姿をみて何かこみ上げてくるものがありました。
予断や偏見を排除して、ただマインドフルに目の前の相手と「共にいる」
うまく表現できませんが、とても大切なことを目の前で教えていただけたような気がします。
老師と同行されていたウェンデイ氏が瞑想やその他のボディーワークのガイドをしてくださいました。職場や仕事の合間にすぐ実践できそうなボディワークがたくさんありましたので、ぜひ自分でも実践してみなさんにもシェアします。
ウェンディ氏がボディワークのガイドをされる際に、壇上から降りて参加者と同じ目線で受けてらっしゃる老師の姿にも感銘を受けました。
禅の世界で大切だと言われている「ビギナーズマインド(初心忘るべからず)」を実践されていらっしゃいました。
参加されている方々も志や思いを持った方々ばかりで、リアルで場を共有できることがほんとに嬉しかったです。
老師がたびたびおっしゃられてたことですが
パンデミックや環境問題、戦争や経済格差など様々な社会的な混乱や不安が蔓延する状況のなかでも、私たち一人一人がマインドフルネスとコンパッションを実践していくことで、困難な状況への諦めや無力感に立ち向かっていける、そのような勇気が湧いてきています。
老師やウェンディ氏、主催のmiliの皆様、スタッフの皆様、ご一緒した参加者の方々ありがとうございました
老師の著作はこちら。素晴らしい本なのでぜひ手にとられてみてください。
クリックするとアマゾンのページに飛びます。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。