9/29オンライン読書&瞑想会 Being with Dying【死にゆく人と共にあること】

「ご存知の通り、私達は恐怖によって麻痺した社会・世界に暮らしています。恐怖と言う言葉は世界共通です。そして、恐怖を感じることも世界共通です。私達のしごとは、私達の世界に染み込んでいる、恐怖と云う成虫の大元から対峙することです。」
━ジョアン・ハリファックス:TEDより━
https://digitalcast.jp/v/12075/

医療人類学者で僧侶でもある、ジョアンハリファックス老師。

70年代前半から、死にゆく人に寄り添い、看とりの現場に携わっていた彼女から生まれる言葉。
それはしなやかでとても力強く、腹落ちした真実のエネルギーに満ちています。


このオンラインコミュニティーでは、
そんな彼女の経験から紡がれる言葉に触れ愛ながら、本書「死にゆく人と共にあること」を土台に、瞑想などの実践を行います。(※書籍は各自用意していただく形になります)


2020年7月に立ち上げたこのコミュニティーは、初回から北は北海道、南は石垣島までと、日本中の様々な地域の皆さんと繋がり、尊い気付きを頂いています。

時代が一瞬一刻移り変わる中、家族の最期ですら、他人の許可が必要とされる昨今。

死生感にも大きなうねりが起こっていると感じずにはいられません。

しかしながら…
その混沌とした中だからこそ
今を生きる生命体としての本質を捉え、
私達の根源に備わっている「いのちの力強さ」を、再認識できる時なんだと感じています。

……………………………………

【コミュニティを立ち上げた経緯】
「死」から受けとった「生」についてブログに記させて頂きました。森畑育子
https://ameblo.jp/10492ikuko/entry-12604125459.html

……………………………………

【本書について】
「死生」というテーマを扱うだけに、専門職の方、近しい方を看取られた方だけでなく、現代を生きる全ての人にとって「今」の御自身の人生を観つめ直すきっかけになるでしょう。

【当日までの準備】
書籍を事前にご準備下さい。

【今回の章】第9章
  怖がらなくてもよいということ. .毒を薬に変える

多くの英知の伝統では、死は、心があらゆる囚われ、あらゆる悲しみ、あらゆる分離から完全に解放される究極の瞬間だと見なされています。本当に深く見るなら、苦しむこと苦しみからの解放は、互いのなかに埋め込まれていることがわかるかもしれません。
死の暗闇だと思われているもののなかに自由の光が宿っています。私たちがそれを見抜くことが出来ればの話ですが、私たちの修行や人生の中でもまた、自由の光を見ることが出来ます。
ー以上本文より抜粋.

・瞑想の実践内容・
「トンレン」という、与えることと、受けとることの瞑想を実践して行きます。

・-・-・-・-・-・-・-・‐・‐・‐・‐・‐・

【オンラインへの取り組みについて】
主催者3名は、
日々ヨガを実践しているヨガ講師。
呼吸法等をいれながら、身体の緊張をゆるめ、ご自身の内側に深く入りやすい状況を整えていきます。
オンライン特有の、疲労をゆるめる工夫も取り入れた、身体に優しい二時間です。

・-・-・-・-・-・-・‐・‐・‐・‐・‐・‐・

【最後に】
皆様とこの学びを継続していき、
リアルリトリートなどの開催も考えています。
→2021.11月石垣島で開催しました。
https://www.instagram.com/reel/CWuJQg7vHLR/

→2022.5月大分県竹田市にて開催しました。https://www.facebook.com/2058578634368271/posts/4024277691131679/

【リトリート】
旅は死生観とも深く繋がります。
安住の地から旅立つ勇気、希望、喜び。
恐怖で麻痺した世界を打ち破り、堂々した呼吸で、人間味ある感覚を蘇らせていきましょう。

最後までお読み頂き、有り難うございました。初参加の方、前々回とご参加頂いた皆様にも、御愛いできるのを楽しみにしております。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

【開催概要】
日時:9月29日(木)

19時30分~21時30分迄.
場所:ZOOMにて
読む範囲:第9章
※対象書籍:下記ご参照ください
(※書籍は各自用意)

参加費:1500円
(LINE Pay/PayPay/銀行振込にて決済)

申し込み方法:
主催者まで直接メッセージをお願い致します。森畑育子 佐々木一誠 佐々木まみ

ご質問からお気軽にご連絡下さい。

ーーーーーーーーーーーー

【ABD】
http://www.abd-abd.com/
佐々木一誠。
アクティブブックダイアログファシリテータ。本の世界感がより深まるオンラインコミュニティです。

【書籍について】
死にゆく人と共にあること: マインドフルネスによる終末期ケア 
J・ハリファックス, 井上 ウィマラ[監訳]
https://www.amazon.co.jp/死にゆく人と共にあること-マインドフルネスによる終末期ケア-J・ハリファックス/dp/4393333403

【著者について】
ジョアン・ハリファックス (Joan Halifax) 
1942年生まれ。僧侶(老師)。医療人類学者(Ph.D.)。エンゲイジド・ブディスト(バーニー・グラスマン老師とティク・ナット・ハン禅師から法灯を受け継ぐ)。ウパーヤ禅センター創設者。70年代前半より終末期ケアに携わり、仏教瞑想を基盤とした臨床家の訓練プログラムである”Being with Dying”を開発する。BWDプログラムは現在アメリカをはじめとして、ヨーロッパ、カナダ、中東、アジア各国の医学・教育機関等で実践され、ターミナルケアにおける効果的な訓練・支援方法として支持を得ている。また、80年代半ばより故フランシスコ・ヴァレラとダライ=ラマ14世らによってはじめられた科学者と仏教者の対話を推進するマインド&ライフ・インスティチュートの理事を務める。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL