修験の山へ
昔から、エネルギーの高い場所には自然と足が向かう性質なのだ。
1日登山ではなく、半日や2-3時間でさくっと山に入れるルートがないか探していたところ
くじゅうの地元の方からお勧めされた大曲登山口から硫黄山へ。
硫黄山は、現在も噴煙があがる活火山のようで、ゴツゴツした岩場が多く
切り立った岩の先端で思わず瞑想したくなるような雰囲気。
「岩先に仙人か?」と思いよく見たら、鳥が同じ場所でずっと空と山を眺めている。
鳥も切り立った岩先で瞑想しているのだろう。
自分も岩先でしばし坐って深呼吸。
山の良い気をたっぷり充電して、帰りの足取りもかなり軽快になり
般若心経を口ずさみながらあっという間に登山道に戻ってこれた。
(3時間ぐらい)
翌日、山に詳しい友人に話を聞いたら、硫黄山は修験道のメッカだった場所とのこと。
検索してみると、硫黄山は火のエネルギーを象徴する場所として多くの修験者で栄えたという文献があった。
自分が帰り道で般若心経を口ずさんだりしてたのは、そういった気配を感じていたのだろう。
このルートの先には三俣山、そして法華院山荘や坊がづるにも比較的早くいけるので、半日で山を楽しめます。
今度は早朝の早い時間に行ってみたいな!
(※硫黄山は現在登山禁止になっています。自分が行ったルートは硫黄山の周辺までです)
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