【DoingからBeingへの橋渡しをするもの】

週末に、医学博士・ヨガ講師の
齋藤素子先生の呼吸法(プラーナヤーマ)の基礎講座で勉強させていただきました。

学びの多い二日間、印象に残っていることをシェアしますね。

素子先生の著作:Yoga & Your Health――医師が医療現場で伝えたい、補完医療としてのヨーガ

「DoingからBeingへ」

これは、ヨガやマインドフルネスの実践で大切なキーワードです。

「Doing」は、日本語で「する」、やらなければいけないこと、ジャッジ、できた、できなかった、目標、計画

たとえていうなら、一般的に私たちが仕事や試験に臨むときのような姿勢のことです。

いっぽう、「Being」は、日本語で「存在」、ジャッジしない、感じる、今、受け入れる

これは、目標や計画通りに物事が進んでいるか、成績や実績とは関係なく、私たちの存在自体に価値を感じる

そんなモードともいえます。

呼吸法の練習をしているときに、

心が静かになって、呼吸法うんぬんというよりも、ただ、そこに静かに座っていたいような感覚が生まれてくることがあるそうです。

それが、Beingの感覚。

DoingとBeing、どちらが良い悪いということではありません。

言い換えると、

努力して実践するヨーガ(外側のヨーガ)を行っているうちに、準備ができたときに、自然と内側から湧き上がってくるもの、努力がやんで自分にやってくるもの(内側のヨーガ)

この橋渡しをしてくれるのが、呼吸法だとのことです。

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