ブログ更新:バガヴァッド・ギーターの読書会

ヨガをやっている人なら、少しは聞いたことがあるかもしれない、ヒンドゥー教の聖典「バガヴァッド・ギーター」

仏教でいう般若心経にあたるもの、とか、インド独立の父ガンジー、そしてガンジーの師匠と言われるヴィノーバ・バーベが生きる指針にしていたと言われています。

上村先生が解説した、「ギーターの世界」を、対話型読書法であるアクティブ・ブック・ダイアログで4人で読みました。

ABDでは、みんなで本の中身について対話する前に、それぞれが担当する箇所のサマリ(要約)をつくります。

ぼくはどんなものをつくったかというと・・・

手書きで作りました!! 最近ベストセラーの「スマホ脳」では、手書きでレポートを書いた生徒群の方が、PCでレポートを書いた生徒群より成績がよかったというデータが紹介されているそうです(まだ読んでないんで、不確かな情報かも)。

担当した箇所がどんな内容だったか、その一部を紹介します。

第3章 平等の境地

◆行為の結果を動機としない

 クリシュナいわく 「行為を行うときに行為の結果のことを考えてはいけない」

 上村先生解説 「結果を考えずに行為に専念することは非常に難しい」

 どうすればいいか?

 クリシュナ 「ヨーガに拠り所を求めるべきである」 ヨーガとは、平等の境地

◆ヨーガを修めれば知性が確立する

ブッディ 行為の結果を動機としない知性を確立すること

心の最も深層の部分の働きが、深い精神統一の状態(三昧)において不動になるとき、ヨーガという絶対の境地に達することができる

いわるゆヨーガ (アーサナ/ポーズ)の根本経典、ヨーガスートラでいう「心の止滅」「三昧」と矛盾するものではない

◆知性が確立した人とはどんな人?

 愛憎を離れ、自己の感覚器官および思考期間を制御すれば、平安に達する

 非常に静寂の状態 苦しみが滅する

◆ブラフマン(宇宙の最高原理 梵)における涅槃

全ての欲望をすて、願望なく、私のものという思いもなく、我執なく

行動すれば、その人は静寂に達する 

これがブラフマンの境地(ブラフマン・ニルヴァーナ)

以上、ちょっとマニアックな内容になってしまいましたが、ギーターの中身は改めて少しずつ触れていきたいと思います。

ちなみに、5月30日にこの「ギーターの世界」の読書会を公開イベントとして行います。主宰チームに入れていただきました。https://bhagavedgita-abd1.peatix.com/view

ご興味ある方、ぜひご一緒しましょう。

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