結果にとらわれず、ベストを尽くそう!

忙しいビジネスパーソンでもすぐ取り入れられる アーユルヴェーダ 9つのセルフケア術

9 生き方 

「あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。」

(ギーターII・47)これは、有名なガンジーが生きる指針としていたインドの聖典「バガヴァッド・ギーター」の中でクリシュナ神が主人公のアルジュナに人としての生き方を解く有名な一節です。

現代に生きる私たちにとって、たとえば、一生懸命仕事などに打ち込めば打ち込むほど、その結果がどうなるか、周囲の反応や評価を心配したり不安になってきますよね・・・

とてもわかります!

でも、その状態が続くと、仕事に打ち込むほど辛くなってくるかもしれません。

特定の結果を期待せずに、やるべきことを行動に移すこと、これを、インド哲学の中では、カルマヨーガと呼び、マットの上でなく、日常生活の中で実践できるヨガだと考えています。

物事の結果をコントロールすることはできません。やるべきことを放棄することではなく、結果への執着を手放すこと。これが、生き方としてのヨガだと、ギーターの中では説かれています。

そして、結果への執着を手放していくためのヨガのポーズとして、屍のポーズ(シャバーサナ)があります。

アーサナ(身体を動かすヨガ)の後、その結果を手放して、体の知恵にゆだねるためのポーズです。

ポーズの完成度や、そこから得られる成果に対しての執着を手放す。

そうすることで、私たちの体は、本来持ち合わせている自然治癒力を働かせ、バランスを整えるようになります。

(以上、上馬場先生・西川先生の共著「アーユルヴェーダ」256Pを参照)

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL